Yageo は、2020年の第3四半期と通年の業績を発表しました
2020/11/10Yageo Corporation (TAIEX: 2327 TW)は本日、2020年第3四半期の業績を発表しました。純連結売上高は前期比63.0%増, 前年比112.8%増のNT$219.53億臺灣ドルとなりました。第3四半期の親會社に帰する稅引き後純連結利益はNT$36.27億臺灣ドル, (前期比10.1%増、前年比80.0%増) 一株當たりNT$7.37臺灣ドルを計上しました。売上総利益率は37.4%で前期比6.9%減、前年比6.4%増,となりました。営業利益はNT$55.03億臺灣ドルに達し、営業利益率は25.1%, 前期比.7.0%減、, 前年比8.9%増となりました。営業外項目では、為替換算上の換金および未換金純為替損失NT$.6.09億臺灣ドル(ESPへの影響は-NT$1.24臺灣ドル) ,持分法による投資収益NT$0.84億臺灣ドル、正味受取利息費用NT$1.15億臺灣ドル、その他損失NT$0.35億臺灣ドルにより、第3四半期にNT$.6.75億臺灣ドルの純損失を計上しました。
2020年の連結売上高は、前年比45.2%増のNT$454..47億臺灣ドルとなりました。親會社に対する稅引き後純連結利益は、NT$92.72億臺灣ドル(前年比 55.5%増)、一株當たりNT$20.3臺灣ドルを計上しました。売上総利益率は前年比3.6%増の40.1%となりました。営業利益はNT$123.93億臺灣ドルに達し、営業利益率は27.3%, 前年比7.0%増となりました。営業外項目は,主に外國為替の現実および未現実純損失NT$4.83億臺灣ドル、持分法適用投資利益NT$2.16億臺灣ドル, 純利息費用NT$0.16億臺灣ドル、その他の損失NT$.2.36億臺灣億ドルを含み第3四半期の純利損益はNT$5.19億臺灣ドルとなりました。
第3四半期の連結売上高は近年8四半期で最高となり、一株あたりの利益は、近年7四半期での最高値に達しました。それはKEMET吸収後の相乗効果や生産と稼働率の段階的な改善、および最終顧客の安定した需要によるものです。更に、Yageoの収益と製品ポートフォリオは、2020年の第3四半期から構造的変化を遂げております。將來的な技術によりカスタマイズされたハイエンドな特殊製品に対する多様な需要の増加を見越しますと、自動車、産業機器、醫療、航空宇宙、5GおよびIOTのセグメントのハイエンド領域において當社の企業価値を最大化し、安定的な売上、利益の成長をもたらすでしょう。
新型コロナウィルスのパンデミックは緩和されず、國際的な貿易紛爭は引き続き不確実なままです。一方で、市場の堅調な増加に見合うよう當社はMLCCおよび R-Chipの稼働率を徐々に引き上げ、維持しており、タンタルコンデンサーにおいてはフル稼働させ、著々と増加する市場の需要に対応しておりますが、結果的に完成品在庫レベルを大幅に引き上げることはできず、在庫回転日數は依然として低いままであることが予想されます。