鴻海とYageoは戦略的提攜を致しました
2020/09/28鴻海精密工業グループ(TAIEX: 2317 TW)とYageoグループ(TAIEX: 2327 TW)は、雙方グループのリソースを組み合わせ、主要な電子部品の研究開発能力および技術革新を統合する戦略的提攜を本日発表致しました。これにより、電子部品業界の付加価値や國際的な競爭力を強化し、より高品質な製品とサービスを提供します。當戦略的提攜は、本年の第3四半期に正式に開始されます。
鴻海とヤゲオの戦略的パートナーシップは、従來のサプライチェーン操業と異なります。主要な電子部品の開発や研究開発のリソースの共有だけでなく、國際的な最終顧客との協力によりYageoの多様なハイエンド製品を完全に統合し、鴻海精密工業グループの新規事業の領域に適合させることができます。
鴻海の會長であるYoung Liu氏は次のように述べています。「Yageoは多くの技術分野で業界のリーダであり、鴻海との強固な提攜は、臺灣製造業の英知と優位性を証明することができるでしょう。この戦略的提攜を通じて、サプライチェーンのサポートと機能設計開発に於いて更なる付加価値のあるソリューションを持って、世界中の顧客のニーズを満たし、共有リソースを活用した新規顧客と新製品の開発に更に注力致します。」
Yageoとの戦略的提攜により、將來的な産業と技術分野で鴻海の“3+3”コア開発がいっそう強化されます。Yageoグループの會長であるPierre Chen氏は、次のように述べています。「鴻海とYageoの提攜により生み出されたのは、単に“3+3”ではなく、我々2つのグループにより“3X3”の成果になります。長年にわたり、Yageoは電気自動車の主要な電子部品、スマートヘルスケア、産業用、5Gテクノロジーおよび特殊な半導體のパッケージングやテストの分野で大きく成長し、関連分野でたくさんの明確な成果を示しております。鴻海グループとの協力により、雙方グループの価値を最大化し、將來的な多角的成長のため、相互の技術的な利益と共有リソースを拡大することができます。」
鴻海は、過去45年間の卓越したワンストップ統合サービスに加え、”電気自動車、デジタルヘルスケア、ロボット工學”の3つの新事業と“人工知能、半導體、新世代通信”の3つの新技術に積極的にかかわってきました。“3+3”はグループの重要な長期戦略であり、様々な産業で進歩を遂げ、徐々に堅実な発展や結果を確かなものにしました。
Yageoグループは、KEMETおよびPulseを買収後、ハイエンド5G、自動車、産業機器、宇宙航空、醫療の各セグメントに注力するだけではなく、Tong Hsingの特殊な半導體のパッケージングや試験、Chilisinの自動車用インダクターおよび磁性材料、Kaimeiのアルミニウム電界コンデンサーに関するグループの専門知識やワンストップシッピングプラットフォームを提供致します。Yageoグループにとって、電気自動車やデジタルヘルスケア、ロボット工學において、鴻海グループが最良の戦略的パートナーになることは間違いありません。
鴻海精密工業グループの會長であるYoung Liu氏およびYageoグループの會長であるPierre Chen氏は、戦略的提攜の調印式に自身が出席致しました。ChilisinのCEOであるJerry Kuo氏、Kaimeiの會長であるVincent Weng氏、Tong Hsingの社長であるHeinz Ru氏も同日、當提戦略的攜契約に署名しました。
Yageoグループは15の設計および開発センターと42の製造拠點を有し、長期にわたり世界規模のデザインインサービスを提供し、ハイエンドな主要特殊コンポーネンツの開発と製造を続けております。鴻海グループは包括的に世界各地に拠點を持ち、その製造およびサービスは世界20を超える國と地域に存在します。
今後、鴻海とYageoの提攜は、デジタルヘルスケアにおいて大きな進歩を遂げるでしょう。また、両グループは、電気自動車産業の好調な発展においても堅いパートナーシップを築きます。Yageoグループは、鴻海グループのグローバル戦略に見合った最高の戦略的パートナーかつサプライチェーンになります。生産と営業のグローバルな同時展開とハイエンドな主要電子部品の技術提供力はWin-Winの功績をもたらし、互いに更に高い価値を生み出すでしょう。